ミュージカル俳優を目指す皆さんへ


舞台俳優、それもミュージカル俳優を目指す…なかなかハードルの高いチャレンジですが、皆さんは十分承知のことでしょう。大舞台への近道はありません。着実なレッスンが一番大切です。ミュージカル・アカデミーではミュージカルの現場を知悉した講師陣が直接皆さんを指導します。ここで学んでいただきたいのは、ミュージカルの王道です。

ミュージカル・アカデミーは学校法人ではありません。映画演劇文化協会が演劇に携わる人材を育成するための文化事業として行っている、一種の「塾」です。「塾」ですので小回りが利きます。充実した講師陣はそのまま、2017年の半年制カリキュラムへの変更を経て、2019年も大胆にカリキュラムを変更することにしました。

期間は1年になります。ミュージカルの基礎、といっても学ぶべきことはたくさんあり、講師陣からも「半年では教えきれない」「スロー・スターターの生徒もいる」などの声が上がりました。また「早くから演技のレッスンを受けさせたい」との要望もありました。
入学早々、演技の集中ワークショップを行います。ダンスにしても歌唱にしても、その根源には演技があります。セリフを覚えて、机の周りを回りながらセリフを喋ることだけが演技ではありません。想像力を駆使し、自分自身ではない別人格(あるいは物体…)になって表現する、表現者となる足がかりを探りたいと思います。

5月からは歌唱、ダンス、演技の「着実な」レッスンとなりますが、実力差による「クラス分け」を部分的に取り入れることが出来ないか、試みてみようと思っています。初級者は上達を、上級者にはより高みを目指してもらいたい。
また、レッスンを重ねることによって、自分自身の長所や短所がよりはっきりと見えてくると思います。自己評価することによって、自分自身と向き合い、克服すべき点、次なる目標を明確にしましょう。自分自身のセールス・ポイントは伸ばし、弱点は克服するか、上手に隠す。「自分を磨く」ためのレッスンは稽古場以外の日常生活の場でも続けていく必要があります。
夏以降は、ストレートプレイのワークショップやミュージカルのシーン・スタディそして「着実な」レッスンと、期間をおいての「自己再評価」を行いたいと思います。


「着実な」レッスンのなかには、プロとなるために大事な事が含まれています。
講師の方々の𠮟咤激励の中に、金言が含まれています。
ミュージカル・アカデミーではテクニックはもちろん、「心構え」や「気遣い」また「自分の表現」も大切であると考えています。
ここで多くを語るつもりはありません。魅力ある人、輝く俳優となって舞台に立つ、そのオーディションを勝ち抜くために、学んで欲しい事がたくさんあります。それに気づくかどうかは、あなた次第です。


一般社団法人映画演劇文化協会は、演劇に携わる人材を育成するため、非営利の文化事業としてミュージカル・アカデミーを運営しています。
生徒の皆さんには入学金や授業料を負担していただきますが、これらはスタジオ費に充当し、他の諸費用は映画演劇文化協会が負担しております。言い換えると、日本のミュージカル・演劇のさらなる発展を願った投資です。

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